歯科保険をCignaへ変更したっちゃ

アメリカに留学に来ている日本人で歯科保険に加入する人が少ない中、自分は渡米初期から歯科保険に加入している。

日本人で一番よくあるパターンは、日本に一時帰国した際に、無保険でぱぱっと治療してもらうというものだ。しかし、コロナで日本への一時帰国が制限されており、アメリカであえなく、バカ高い治療費を払って虫歯の治療をしてもらったという話もちらほら聞く。

自分はSmileWellというNorth Bethesdaで日本人の先生がやっている歯医者に通っている。日本では例えば「岡本歯科」みたいに苗字を歯科医院の名前にするのが一般的だが、こちらではSmileWellみたいに名前とは何の関係もない名称が歯医者につけられる。

数ヶ月前に、虫歯の治療で通った際に、「もうこの保険は次回から使えませんので」といわれた。そんなことがアリアドスなんだと思った。日本と違い、アメリカには歯科保険会社がたくさん存在している。

自分が元々加入していたのは、Aetna Dental Accessと言うものだった。周囲の友達には「ワシ、歯科保険に加入してまんねん」とほざいていたが、つい最近気づいたが、これは低所得者ようのDiscount Planで厳密には保険ではないようだ。This is not insuranceと思いっクソ書かれている。通りで保険料が安かったわけだ。年間で130ドル弱だった。

虫歯治すためにアメリカで歯医者に通った話その1(治療費が高いって本当?)

このDiscount Planでもある程度安くなったと記憶している。何より、waiting periodという保険加入してから、実際に保険を使うまで待たなくてはいけない期間がこの保険もどきにはなかったように思う。

その代わり、多くの保険が、定期検診がタダなのに対して、こちらのDiscount Planでは定期検診にもお金が必要だった。多分だが、律儀に年に2回、定期検診に行くのなら、普通の保険に加入したほうがいい。

今回新たに加入したのはCigna Dental 1000という上中下でいうと中のプランで、保険料は月額37ドル、年間444ドルだ。縁起も悪いし高い。

ただし、こちらのプランでは、定期検診が、waiting periodなしで無料なので、仮に年に2回、律儀に定期検診に通うと、一回120ドルくらいかかるので、それだけで半分以上の元が取れる。

実際の治療に関してはwaiting periodが6ヶ月なので、今から6ヶ月後じゃないと、保険適用にならないのだが、もしそうなった場合、2割負担で治療が受けられる。Aetna Dental Accessでは6割負担だった。

だから、ケチらずに、最初っからちゃんとした保険に入っておけば良かったのかなとも思う。444ドルは高いし、演技も悪いが払えない額ではない。それに、車の保険は1500ドルくらいする。車にそれだけお金をかけるのなら、人間にだってお金をかけた方がいい。大切なのは車よりも人間だ(ええこというはワシ)。

もし、アメリカに留学する人がいるのなら、歯科保険への加入を強く勧める。

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