自分は22歳くらいから不定期喫煙者だ。不定期というのは、年がら年中タバコを吸っているのではなく、一年のうちで数ヶ月の喫煙期間と数ヶ月の禁煙期間を繰り返すタイプのレアな喫煙者なのだ(本当にレアなのだろうか)。
喫煙者が迫害される傾向にある昨今だが、不愉快極まりない。自分はつらい時、何度タバコに救われてきたか。
タバコは百害あって一利なしと言うが、個人的にはそう思わない。と言うのも、経験から、タバコを吸うといくつかの身体的変化を感じるからだ。
一つは、タバコを吸うとうんこに行きたくなると言うもの。自分は個人的喫煙者で、家でしかタバコを吸わないので、自分以外の人間で自分が喫煙者だと知っている者はごく僅かだ。だから「他の人にタバコを吸うとうんこに行きたくならない?」と尋ねたことはない。
ただネットで調べると自分以外にもタバコを吸った後に便意を催す人はたくさんいるようだ。
Why Does Smoking Make Me Poop: What Research And Experts Say
しかも、個人的に面白いと思うのは、タバコを吸っても尿意は催さないのだ。タバコの作用はうんこ特異的でおしっこには作用しないのである。これがコーヒーとは違うところだ。不思議なものである。
もう一つは、これは確証はないが、なんとなく喫煙をしばらく続けるとより深い眠りを経験できるような感覚がある。入眠には作用しないのだが、起床時に感じる熟睡感やあと、二度寝した後の熟睡感が喫煙中の時の方がある感じがする。
また、なんとなくだが、タバコを一定期間吸っていると、体が柔らかく解れる感覚がある。お酒を飲むと逆に筋肉が硬直する感覚がある。
もう一つ自分が期待しているのは、疫学調査により喫煙はパーキンソン病のリスクを低下させると報告されていることだ。これは、ずっと昔から報告されていることで、因果関係はなかなか証明されないだろうが、多分あっていると思う。
そもそも、タバコはアメリカ原住民が嗜んでいたものだ。もともと自然のものなのである。そう自然のものに悪い効能しかない、というのは直感的に少し違う気がするのだ。
かく言う自分も、体力がなく、ずっとはタバコを吸ってられない体なのだ。新年に入って、またしばらくの禁煙期間に突入する。