ついに家賃払い忘れた

アメリカに来て5年以上が経過したが、ついにこのタイミングで家賃を払い忘れてしまった。

自分の住んでいるアパートでは毎月10日までに家賃を払わなければならない。渡米当初、同じアパートに住んでいる日本人が「何回か家賃を払い忘れて、ペナルティーを払わなければならなくなった」と言っていて自分も気をつけていたのだが、ついにやってしまった。

今回、なぜ自分が家賃を払い忘れたかというと、「払ったつもりでいた」からなのだ。というのも、ポイントを貯めるためにクレジットカードで家賃を払っていて、今回もそうしたつもりだったのだが、クレジットカードの期限が切れていて、払ったつもりが払えていなかったのだ。確かに家賃を払った際の受領メールを見ると「failure」の単語が刻まれていた。それに気がつかなかったのだ。

ペナルティーは80ドルであった。高いが、アメリカのインフレもあってこれが高いという感覚も薄れてきている。あまりよくない。

毎月、家賃の自動振り込みにすることもできるのだが、そうするとクレジットカードの上限を超えてしまう可能性もあるため、自分で毎月手動で払うことにしている。それが災いしたが、こればかりはどうしようもない。今後も気をつけるしかないだろう。

余談だが、最近はこういうケアレスミスが増えてきた気がする。普通の人が聞いたら「気をつけた方がいいんじゃない?」と思うだろうが、自分としてはパーソナリティーが緩やかなものになってきて、「いい兆候」は言い過ぎかもしれないけど、そこまで悪くないんじゃないかと思っている。

自分は元来、失敗が怖すぎて「必要以上に強迫的になってしまう」という傾向があった。だから、今までこういうミスをしたことがほとんどない。でも、こういう日常的なことから対人関係まで、失敗を恐れすぎるがあまり、強迫的になって必要以上にエネルギーを割いて、その傾向が自分をうつ病にまで追いやったのだ。

最近はカウンセリングの効果もあって、強迫的な自分にセーブをかけることができるようになってきた。でも、たまには失敗する方が人間らしいし、そっちの方が自分らしい気もする。この調子でどんどん失敗しようと思う。

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