先日ふとTwitterで爆笑問題の太田さんが産婆さんの真似をするギャグをやっていたという投稿を見て思い出したことがあった。
高校の通学路にあった自動販売で、アンバサというジュースが売られていた。部活の帰り道、みんなでその自販機を使っていた時に、このジュースの話題になって、自分はふと
「なんかこんな名前のお婆さんおらんかったっけ?」
と発言したのだったが、「何それ?」と頓珍漢なことを言ったかのようにスルーされてしまった。

調べてもこのアンバサジュースの名前の由来はわからなかったのだが、似た言葉でアンバサダー”ambassador”という英単語があり、こちらは「大使」という意味だ。大人になってからは、ambassadorを目にすることの方が多く、その度に、なんかそんな名前のジュースがあったような気がしていて、高校の頃のエピソードがほんのり思い出されていた。
改めて調べてみて、ようやく産婆・アンバサ・アンバサダーの区別が明確についた。アンバサという言葉から産婆が連想されやすいのは、関連用語として、「安産(アンザン)」「婆さん(バアサン)」と響のにた言葉があるからだろう。自分が今までこれらの区別がぼんやりしていた理由は、肝心の「産婆(サンバ)」という単語をちゃんと覚えていなかったからだ。何となく「お産を助けるお婆さんを意味する単語があった」というふうに記憶していただけだった。
ただそれだけの話。