カウンセリングで学んだ「仕事-休息-遊び」のサイクル

以前、カウンセリングで「仕事-休息-遊び」のサイクルについて学んだので、忘れないうちに書いておきたい。

健康なメンタルを維持するためには、この三つをバランスよく維持することが大切らしい。当たり前に感じられると思うが、激務に追われる人が多い日本人で、どれくらいの人がこれを意識して実践できているかは疑問がある。

最近の自分は旅行だったり、スポーツだったり、スポーツ観戦だったり、遊ぶことが多くなったのだが、アパシーアンヘドニアがつらい時期は、このサイクルの中の「遊び」という部分が大いに欠落していた。「旅行したい」とか「あの人に会いたい」とかそう言った意欲そのものが湧いてこない(アパシー)のと、仮に遊んだとしても、「楽しい」という感情が湧いてこない(アンヘドニア)。

でも、そもそも、日本にいた頃、というかつい最近までの自分は「休息=遊び」だと考えていた。休息と遊びは別物であるということがわかっていなかった。自分にとって目から鱗だったのはこの部分だ。

冷静に考えると当たり前だが、遊ぶのにも体力、気力が必要だ。平日、仕事に尽力して体力が残っていないと、遊ぶ気力も湧いてこないし、すり減った状態で遊んでも楽しくない

自分は、仕事で手を抜くのが苦手な方だが、週末に遊ぼうと思うなら、毎週100%の力で仕事をしていたらダメだ。体力、気力が0%になってしまって、休日は延々とベッドで寝たままになってしまう。週末に遊ぶために、平日も体力を温存しておかなくてはならない。日本にいた頃の自分は「遊びたい」という欲求が湧いてこず、「休みたい」としか思わなかった。

逆に、平日あまりに疲れたのに、誘われたからといって、休日に無理して遊ぶ必要もない。時と場合によっては、いくらこれを意識しても、休まなくてはならない時がある。遊びと休息は別物!遊ぶにも体力が必要!。だからどうしようもない時は、遊びの誘いを断って、しっかりと自分を休ませてあげよう!

今年に入ってから特に旅行などのアクティブな遊びが増えた。そのことが自分のメンタルヘルスにプラスの影響を与えているように感じる。「仕事-休息-遊び」のサイクルがうまく回っている感じだ。

一度遊び始めると、「次はあそこに旅行したい」とか「今度はあれをしてみたい」とか、次の欲求が自然に湧いてくる。アンヘドニアやアパシーに陥らないためにも、こういう状態を維持することが大切なんだと思う。

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