Clarksburgにあるショッピングモールに靴とズボンを買いに行った。いつもは日本で衣服を買い揃えているのだけど、コロナで日本に帰れなくて、だいぶ服が傷んできたのでアメリカで調達せざるを得ない。
自分の住んでいる近辺は大型のショッピングモールというか、いわゆるアウトレットというのが多い。一番有名なのはタイソンズコーナーで、それ以外にも今回行ったClarksburg Premium Outletsもあるし、ゲイザーズバーグにはLakeforest mallがある。多分それ以外にもあると思う。
自分はクラークスバーグにあるモールが比較的好きだ。比較的近いのと、タイソンズコーナーほどは人気がなくてすいているのと、あと駐車場が停めやすい。どこか外出するにあたって、駐車場が停めやすいかどうかは自分にとって大きなファクターになる。
今回は車を2往復して、約300ドルくらいの買い物をした。けっこういいアイテムが買えてよかった。
実は去年の8月にも靴を買いに来たのだが、その時にとある疑念を抱いていた。それは「このアウトレット、前にも来たことなかったっけ?」というものだ。
アメリカに来たばかりの約4年前、当時在籍していた台湾人のポスドクに「友人の結婚式に参列するために、NYに行かなくてはならないのだが、スーツを1着も持っていない(研究者あるある。浮世離れしすぎや)。うつなまさん、手伝ってくれないか?」と言われて、一緒に彼のスーツを買いに、彼の車でどこかのアウトレットまで出かけたのだが、それがここだったような気がしたのだ。当時、まだ自分は車を持っていなかったし、携帯もあれから変更していて、記録が残っていなくて、なおかつ渡米直後のバタバタしていた頃で、どこか正確には覚えていなかった。
なおかつ当時まだ自分はうつ病がえらく酷くて、それも相まって、なおさら記憶が曖昧だったりするのだ。「うつ病の急性期は記憶が曖昧になる」というのは自分が経験した症状だが、他の人もそうだったりするのだろうか?
昔のことを忘れてしまうとか、そういうことではなく、うつ病がある程度寛解してから、うつ病急性期のことを思い出そうとしても、うまく思い出せないのだ。特に時系列がバラバラになっていて「あの当時、確かあれをしたけど、いつの話だっけ?」みたいに本当にうまく思い出せない。
前回の8月に来た際は、閉店間際に来てしまい、あまりウロウロできなかったのだが、今回じっくり散策してみると、確信に変わった。やはりここだったと。
彼とこのSaks OFF 5thという店で買い物したのだ。いや、実は彼が本当にスーツをここで買ったのかは、実は覚えていない。
こんな感じで店内がだだっ広かったのを覚えている。確か何かは買ったはずなのだが、スーツみたいにちゃんとしたものを買うには店内にいた時間が短すぎたような気がするのだ。
唯一正確に覚えているのは、この店で、queue(キュー)という単語を覚えたのだ。意味は順番を並ぶ列という意味で、他のお客さんが、自分たちにAre you in the queue?みたいに聞いてきて、自分はなんて言っているかわからずに、在米歴の長い彼に聞いて「queue(キュー)だよ」と教えてもらったのだ。それまで、こういう列に並ぶ時はAre you in line?と聞かれることが多かったので、このqueue(キュー)という単語が斬新で印象深かったのだ。
そして、何かを買い物したあと、フードコートのこの日本食店で何かの丼を頼んだ。これに関してはあまり美味しくなかったと記憶している。すっごく暑かったし。
あの頃と比べると、今はずいぶん体調がよくなった。