いよいよ来週から、研究室に毎日通えるようになる。ラボメンバーも全員ワクチンを摂取した。約1年、シフト生活を続けて、ようやくそこから解放される。
正直、自分はシフト生活に全然向いていなかった。自分の研究に対するやる気の問題もあるけど、家では仕事がほとんどできず、生活リズムも乱れっぱなしで、なかなか研究が進捗しなかった。
土曜日も働かなければならなかったというのが、個人的に最も苦痛だった。生活リズムが整わず、不摂生も続いた。
コロナ禍でブログを始めた。これは、長期間休みが取れたということが大きい。そのおかげで、ブログの勉強ができて、レンタルサーバーを借りて、ブログをできるようになった。
思えば、アメリカに来てから、研究の時間を除いて、本をめちゃくちゃ読んだり、ブログを書きまくったりと「飛ばして」生きてきた。今は、それが一段落して、何もすることがなくなってしまった状態である。本も読まないし、ブログも気晴らし程度にしか書かない。もう書きたいと思っていたことを一通り書いてしまったのだ。自分の中で、自分の仕事が終わってしまった感じがしているのだろう。今は際限なく、ゲームしたり、Youtubeを見ている。ゲームも新しいゲームをせずに、スマブラしかしていない。
うつ病が酷かったときは、ずーっと「1年休みたい」とか「1ヶ月休みたい」とか感じていた。その時の「休みたい」というのは、文字通り「何もしたくない」という感覚だった。それくらい体力と精神力が尽きていた。
今も「休みたい」という感情があるのだが、それは「何もしたくない」というよりは「パーっと遊びたい」という感覚に近いような気がする。自分の中でいろいろな仕事が終わって、バカンスをとりたい気持ちなのだと思う。
思い返して、数年間、よく頑張ったなと思う。この大変さは、カウンセラーさん以外なかなか理解し難いと思うけど、本当によく頑張った。
もうこれ以上することはないよなって思う。あとはできるか、できないかだけ。この先、大不幸が訪れても、しょうがないよなって妥協できるような気がする。だって、それだけ自分は頑張ったのだもの。他に誰が同じことができようか。