アメリカでJock Itchに感染する

アメリカでJock Itchという感染症にかかったようだ。Jock Itch (運動者の痒み)と言えば若干聞こえはいいが、いんきんたむしのことである。

1ヶ月ほど前から左の股間に痒みがあって、「夏だし、アセモでもできたのかな」と思っていたのだが、ずっと痒みが続くので、ちょっとよく観察してみると、見たことのないような、赤黒い腫れが広がっていた。「これは炎症と言うよりは感染症だな」と思い、ネットで「股間 痒み」みたいに調べると、いんきんたむしがヒットし、画像検索すると自分の腫れと非常に酷似していた。

2ヶ月ほど前に購入したiPadとApple PencilとProcreateというソフトを使って描いた。漫画を書くために買ったものだが、一番最初に描いたものが自分のいんきんたむしになるとは思わなかった。

いんきんたむしというのが、なんとなく股間の病気だというのは知っていたのだが、具体的にどういうものかは知らなかった。調べてみると、水虫菌が股間に感染したものがいんきんたむしらしい。性感染する場合もあるようだが、必ずしもそうではないらしい、ということは自分が身を以て体験した。誰とも性交渉せずにいんきんたむしに感染してしまった。

おそらくだが、自分の治療中の水虫が股間にも感染したのだろう。自分には軽い抜毛癖があるのだが、それは髪の毛だけでなく陰毛にも及び、なぜか月に一度くらい、異様に陰毛を抜きたくなってしまうことがあるのだ。男友達と「陰毛抜きトーク」などしたことがないので、他の男性陣がどうなのかは知らないのだが、股間付近には異様に深くまで毛根が入り込んだ陰毛がしばしばあって、それを無理に抜こうとすると出血したりする。1ヶ月ほど前につい、無理にその「深くまで毛根が食い込んだタイプの陰毛」を抜いてしまって出血した。おそらくそこから水虫菌が入り込んだのだと思っている。もうこの深く根を貼った陰毛は抜かないようにしよう。

医師の診断は受けていないが、いんきんたむしで間違い無いと思う。CVSでJock Itch用の薬を買って、股間に塗ると、塗布一週間に満たないうちに痒みと腫れがだいぶおさまったからだ。いんきんたむしと水虫は同じ菌なので、同じ塗り薬で治療することができる。

CVSで購入した、抗真菌薬。20ドルくらいした。意外と高い。有効成分はブテナフィン塩酸塩。

ただ、ネットの記事をみる限り、こうやってすぐに痒みが消えるので、みんなすぐに薬を塗るのをやめてしまってなかなか完治しないらしい。しつこく4ヶ月くらいは塗りたくって、いんきんたむしを駆逐してやろうと思う。

その後の経過について

水虫といんきんたむしの治療経過

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父とわたしの水虫奮闘記 思春期に爪水虫で悩み、友達にバレないように必死に爪を隠したり、色々な治療法を試した、苦悩の思い出を綴っています。

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