メリーランド州で免許を更新(コロナ禍バージョン)

メリーランド州では現在、緊急事態宣言途中であり、運転免許が失効しないようになっている。最初、そのことに気がつかずに、いつまで経ってもMVAからnotificationが届かなかったので、焦っていてのだが、大丈夫だったようだ。

免許失効の2週間ぐらい前に、「もうそろそろ、MVAに来てください」という通知があった。ただ、いまだに緊急事態宣言状態で、すぐに免許が執行するわけでもなく、というかこのままだと後1年以上は失効しないんじゃないかという感じだったで、「いつまでに来てください」という事は書かれていなかった。

その通知が来た時点で、自分はもうオンラインでMVAの予約をしていた。普段はノーアポでもちろんいけるのだが、現在はネットで予約しないとMVAに入ることができない。

1時からの予約だったのだが、結構並んでいた。ざっと数えてみた感じ、室内には30人前後の人がいた。みんなもちろんマスクをしているし、入り口のところで検温及び、質問による検査もあった。感染の心配のあるような部分はなかったように思う。

2020年11月24日。コロナ禍のGaithersburgのMVA。

10分ほど待ってから室内に通されて、そこで20~30分ほど待っただろうか、自分の番号が呼ばれて、17番窓口に向かった。チケットの番号はB67だった。

必要書類はこちらのサイトを参考にした。日本人のブログでよくまとめられている。

メリーランド州での運転免許(更新)@MVA Express

実際に持っていったものは

  1. 古い免許証
  2. パスポート
  3. DS2019
  4. I-94
  5. SSNの原本
  6. 住所を証明できるもの2点(クレジットカードの請求書と医療保険の通知書にした)

であるが、今回6の住所を確認する書類に関しては求められなかった。5のSSNの原本にも住所が書いてあるから、それでいいのだと思う。

受付の女性の人は隣の同僚と、今年のサンクスギビングの予定に関してぺちゃくちゃ喋りながら、淡々と提出した書類をスキャンしていっていた。

上のブログにも書いてあるのだが、視力検査に関しては、その時の受付の人の気分によるのか、あったりなかったりする。自分の場合は、初回の免許取得時はなかったのだが、前回の更新の時はあった。今回はコロナだし、視力検査の機械の使い回しは避けるべきだから、もしかしたらないんじゃないかと予測していたが、アルファベットがプリントアウトされた紙が貼られており、それを使ってやらなければならなかった。

自分は裸眼なのだが、ここ数年の不摂生のせいで視力には自信がない。家に着くと、永遠にスマホでYoutubeを見るという生活をもう何年も続けているのだ。早く誰かと一緒に住んだ方がいい。

ただ、流石に運転免許の視力検査くらいいけるだろう、と思ったのだが、見えないアルファベットが結構あった。VとかOみたいにわかりやすいアルファベットならいいのだが、R、H、Kは遠くから見ると形が似ていて、判別できなかった。結構ショックだった。

受付の人から「あなたは目の検診をすべきだ」と言われた。けど、仮免許証は発行してもらえた。本免許証も一週間くらいで家に届くと言われたので、おそらく問題ないのだと思う。視力検査はマストではなく注意喚起するためにあるらしい。

最後にクレジットカードで16ドルくらい払って終わった。並んでから終わるまで45分くらいだった。結構早かった。

今回来たGaithersburgは最初に免許を取得して以来、数年ぶりに来た。メリーランド州は日本の免許があれば書き換えで免許を取得できる州なのだが、それでも最初は苦労した。

アルコール講習の試験を受けるために、Rockville駅からバスで辺鄙なところまで、暗い中頑張って辿り着き、そこでネットで落ちていた答えを暗記し、試験に臨みなんとか合格した。また、免許証の翻訳を取得するために大使館まで出かけた。免許そのものは、2月の寒い中、Shady Grove駅まで行き、そこからバスに乗りMVAまで行って、そこで取得した。が、どうやらMVAで風邪をもらったらしく、その晩から2、3日39度の高熱にうなされた。おそらくアメリカ特有のウイルスにやられてしまったのだろう。アメリカに来た日本人が、来てすぐに結構重い風邪を引くというのはあるあるなのだ。薄着で長時間バスを待っていたのもよくなかったのだろう。当時はUberという存在もまだ知らなかった。Uberを知っていればUberを使っていただろう。この国は車がないと本当に不便だが、逆に言えば車さえあれば、それなりに快適に過ごすことができる。

アメリカも慣れてきたものだ。

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