メリーランド州、NIH近郊の日本食店を紹介しています。今回はど定番のSatsumaです。
SatsumaはNIH勤務の日本人が最も足繁く通っている店と言っていいと思います。まれに意図的に日本人付き合いを避ける日本人研究者がいるのですが、そうでもない限り、年に数回は飲み会や金曜会の打ち上げでSatsumaに行くことになります。
場所もNIHの南側の出口から徒歩10分くらいの便利な場所にあり、さらに奥には掘りごたつ式のテーブルが6つくらい設置されており(コロナで店内に入れなかったので記憶がおぼろげですが確か6つ)、焼肉をすることが可能です。店内の音楽も静かで、いわゆる日本形式の飲み会ができます。ビールもキリン、アサヒ、サッポロが揃えられていて、寿司、焼肉、ラーメン、唐揚げ、焼き鳥、天ぷら、枝豆などなど、飲み会定番メニューが満遍なく(節操なく)取り揃えられていて、まあ日本人にとってはオアシスですね。
コロナでまだイートインが再開しておらず、テイクアウトオンリーですが自分のいつものメニューを紹介します。
まず、寿司なのですが、1貫1ドルとアメリカの寿司の中では驚くほど安いです。そして、味も美味しいのです(ネタが美味しい気がする)。「NIH近辺の寿司屋でどこが一番美味しいか?」というのは日本人の中でも意見の分かれるところなのですが、自分はSatsumaが一番美味しいのではないかと思っています(少数派ですが)。魚も新鮮だし、あとシャリが小さくて、魚の味の比率が大きくなって、個人的にいいと思っているのです。こちらの寿司は無駄にシャリがでかいものが多いように思います。まあ、何より安いので、そこが一番ですかね。サーモンだろうがウナギだろうがウニだろうが全部1ドルです。
唐揚げもすごく美味しいです。大きめの鳥もも肉があげられていて、ジューシーで美味しいです。白い粉がついたタイプの唐揚げはアメリカではあまり目にすることがありませんが、Satsumaではそれを食べることができます。値段は5.5ドル。
天ぷらはエビが二匹と野菜の天ぷらがついてきます。値段は7.95ドル。
そして、これが昨夜のメニューでした。独身を謳歌するかのようなわがままメニューでした。持論ですが、赤ワインと寿司が合うような気がしているので、最近はSatsumaで寿司を買う時は赤ワインと一緒にいただいています。サーモンのこってりとした脂と赤ワインが絶妙に合う気がするのですよね。
あと会計をANAカードUSAで済ますと、5%のディスカウントが受けられるようです。自分も普段はAMEX goldで買い物をしていますが、SatsumaではANAカードUSAで会計しています。
最後に、全然関係ないですが、Satsumaのこの十字のマーク(島津家の家紋)、なんとなくスマブラのマークに似ていませんか(笑)?