コロナ禍以降、初めてバージニアのSpa World(銭湯)に行く

先日、久しぶりに、約3年ぶりにVirginiaはCentrevilleにあるSpa Worldに行ってきた。なんのことやらわからないと思うが、要はスーパー銭湯である。

アメリカには温泉や銭湯的なものはほとんどないが、Virginiaには例外的にそれがある。系列的には韓国系のものらしいが店内の様相は紛れもなく銭湯である。

通常、入場料は40ドルなのだが、隣のH martで50ドル以上買い物すると、半額の20ドルで入ることができる。まずH martde50ドル買い物し、そのレシートをサービスカウンターに見せると、(たしか現金オンリー)で20ドルで下のチケットをもらえる。日本だと千円以下で入れるので、20ドルでも高く感じるが、ここはアメリカだ。しょうがない。20ドルで銭湯が利用できるだけ、ありがたく思おう。

流石に店内の写真は撮ることができないので、ここからは記述のみの説明だ。

マッサージ等の各種サービスは別途料金が必要で、40ドルで利用できるサービスは、大浴場とその中にあるサウナの利用、そして、まったりくつろげる広間の利用だけだ。受付で広間でくつろぐ用の簡素な寝巻きのようなものを貸し出してくれる。

下駄箱があり、脱衣所があり、本当に普通の銭湯みたいだ。下駄箱と脱衣所のナンバーが統一されていて、鍵はそれのみを使う。まず、受付で料金を支払い、すると鍵をアクティベートしてもらえる。下駄箱にも脱衣所にもコインは必要ない。

なので、靴を入れてから、受付をするのでなく、受付してから、靴を入れるのである。今回はここを間違えて、下駄箱から抜けない鍵(アクティベートされていないから)を無理やり抜こうとしていた。

「海外の風呂場だから水着着るのかな?」と思われるかもしれないが、ここSpa Worldでは人種問わず、みんなすっぽんぽんで入る。水着NGみたいな文言は見られなかったから、水着もOKなのかもしれないが、誰もそんなことはせず、全員堂々とイチモツをブランブラン揺らしながら闊歩している。

大浴場は「立ちシャワー」と「座って体を洗う洗面台+シャワー」の両方があり、ここで体を洗ったりシャンプーしたりする。ヒゲも剃って大丈夫だ。ここら辺も日本の銭湯みたいだ。

お風呂は一番ぬるめの大浴場と、中くらいと高めの温度設定がされてある小さめのお風呂がそれぞれ一つづつ。それとサウナ用の水風呂がある。ジャクジー機能はお風呂についているが、流石に電気風呂はなかった。日本の銭湯を想定すると、お風呂の種類は少なめかもしれない。

サウナは二つあるが、自分が行った時は一つ壊れていた。中に時計がない代わりに、砂時計が一つ置かれてあった。水の持ち込みは自由なようだった。

バスタオルは用意されているので、自分で持ち込む必要はない。終わったら、寝巻きに着替えて、広間でグダグダできる。広間にはレストランがあり、また売店で軽食も販売されており、冷たいもので体を癒すことができる。

大体、Spa Worldの説明はこんな感じだ。オプションでマッサージをつけることもできるが、ちょっと高めなので、あまり試す気にならない。

コロナ前は友人と2~3回来た。その頃と何も変わっていなかったように思う。その友人とは残念ながら疎遠になってしまったが。

今回1人で行ってみて感じたのは、人種問わず、結構みんなお風呂が好きなんだなということだ。自分でも意外だったが、館内はほとんど白人か黒人でアジア人は少なめだった。

同性とはいえど、さまざまな人種の裸体を観察するのは結構楽しいものだ(もちろんガン見はしないが)。勝手な印象で、アメリカ人は隠毛を剃るものだと思っていたが、意外と普通にあったり、やっぱり刺青がある人が多いなと感じたり、太っている人多いなと感じたり。

イチモツのサイズも、アジア人と白人に関しては、人それぞれで、そこまでの差はないのかなとも思ったけど、やっぱり黒人の人らのサイズは目を見張るものがあった。通常時で勃起時くらいある(誰のとは言わない)。あまり見すぎると怪しまれるので、気をつけつつ(バレていたかもしれないが)、自分も適度に見栄剥きを繰り返しながら、辺鄙で珍しい土地での銭湯を3年ぶりに楽しんだのであった。

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