今日は自分がアメリカに来てから、一番多い頻度で通っている日本料理店Temariを紹介する。二番目に通っているのはSatsuma。家が近いという理由で、コロナ禍前も今も仕事帰りに通うことが多い。
Temariでは日本の家庭料理がアメリカの外食価格で食べられる。日本から来た人には高く感じられるかもしれないが、そもそもアメリカの外食そのものが日本と比べてだいぶ高いので、TemariやSatsumaの価格は”普通”の部類に入る。
SatsumaはBethesdaにあり、仕事帰りのNIHの日本人研究者がよく通うため、焼肉や寿司メニューなど宴会メニューが多いが、Temariは郊外にあるためか、メニューもどちらかというと家庭的なものが多い。
自分がよく頼むものはカツカレー、チキン照り焼き定食、チキンカツ定食の三種類である。最近は大体このメニューをローテーションしている。昨日はカツカレーを注文した。19ドルである。超ボリューミーなカツカレーでハラペコな時でないと完食できない。味は結構美味しくて、しっかりとした日本風のカレーである。通算で数えるとこのカツカレーを最も多くTemariで頼んでいる。
これまでにTemariで頼んだことがあるメニューはこのほかに、唐揚げ定食、ラーメン各種、おでん定食、サンマ定食、オムライス、カツ丼などである。アメリカの冬にサンマを食べられたのが印象的であった。
もう一つ印象的なのが、Temariのspecialコンボたるものがメニューに存在していて、このメニューでは刺身と野菜料理に普通の定食メニューがコンボになったものが提供される。例えば、チキン照り焼きのspecialコンボの場合、 照り焼き定食と刺身と野菜料理がコンボになった、超ボリューミーなコンボになるのだ。節操はないが。
コロナ禍前は家が近所の友人とよくこのメニューを頼み、ビールと共に語り合っていた。アメリカにいるうちにまたあの日々が帰って来るのであろうか。